発達障害の自閉症の人は方言を話さない傾向にある?

脳の先天的な障害であると言われている発達障害は人との関わり方が下手であったり、自分の欲求に正直であることが多いため、知らない人から見るとどうしても変わった人に見えてしまいます。

また定型発達の子供だと大体1歳前後から単語を発し始め、3歳になるとある程度会話もできる様になってくるそうですが、自閉症スペクトラムの子供は言葉が出るのが遅く、学校入学までほとんど話さないという人や大人になってもあまり話さないという人もいるそうです。

親としては自分の子供が話してくれることを今か今かと待っていると思いますが、いざ話し出すと方言ではなく、標準語で話すことが多いのでしょうか。

それは何故?

自閉症スペクトラムの人は方言を話さない傾向があるのかどうか、調べましたので見てくださいね。

自閉症スペクトラムの人は方言を話さない?

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https://www.youtube.com/watch?v=4glO9hz8g64

発達障害の症状の一つに自閉症スペクトラムがあります。

自閉症スペクトラムとは集団の中にいるよりも自分一人だけで過ごすことを好む、人の気持ちの移り変わりに気づきにくい、おうむ返しが多い、誰かと会話をしていても言葉のキャッチボールができないなどがあります。

この他にもこだわりが強かったり、日々のルーティンを自分の中で決めているなどがあるそうです。

算数など答えがはっきり出るものは理解できますが、国語の文章などから気持ちを推し量るなどが理解できないなどがあります。

人によって程度は違いますが、自閉症スペクトラムと診断された人の多くは言葉がでるのが他の人に比べて遅かったり、中には単語を発することはできますが、意味のないことを言うだけで会話ができないままという人もいるそうです。

言葉を発するようになっても自閉症スペクトラムの人は自分の住んでる地域の方言を話さず標準語を話す人が多い傾向にあるという研究結果があるそうです。

家族や周りが方言を話してると子供はまず自分の住んでる方言を教えなくても話し始めますが、自閉症スペクトラムの人は身近な人の方言ではなく、テレビや本などから学習していくことが多いため、方言ではなく標準語を話し始めることが多いそうです。

自閉症スペクトラムの人はコミュニケーション能力が低いため、周りの人と関わり合いながら言葉を覚えるよりはテレビや教材の様に意図や意味を考えることが無いため、頭に入りやすいのではないかと言われています。

ただ全ての自閉症スペクトラムの人が標準語しか話さないままで過ごすという事ではなく、成長するとともにコミュニケーション能力が上がったりすると気づくと方言を話し始めたりする人もいるみたいですね。

もし自分の子供が標準語ばかり話している場合でも、無理に方言を教えるのではなくスキンシップをたくさんとったり、遊んだりすることの方が子供の成長にはとても大切でありますので、焦らないであげてくださいね。

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