発達障害はコミュニケーションなどが取りにくかったり、約束を忘れたり、物を忘れるなどの特性があるため、どうしても仕事であったり、人と付き合うと迷惑をかけてしまう事があります。
そういった特性を理解したうえで対策などを取ればある程度改善することはできるそうです。
発達障害を持ってる人は社会に出て仕事をされてる人も多くいまし、結婚してる人もいます。
結婚相手は健常の人である場合や、当事者同士と言うこともあるかと思いますが、当事者同士が結婚すると夫婦円満で生活することはあるのでしょうか。
発達障害者同士が結婚すると夫婦円満になるのかどうなのかについて書いていきますので、見てくださいね。
発達障害者同士の結婚で夫婦円満になる?
発達障害には自閉症スペクトラム症や注意欠如・多動性障害などの症状があり、その人によって診断名が違います。
こだわりが強かったり、感情を上手く表現することが下手であったり、言葉で上手く伝えるのが下手であるなど様々な症状があります。
何かすることを間違えてしまうなど、失敗に対しての不安が強いため、どうしても新しいことや場所に行くのを嫌がるという面もあるそうです。
色々他とは違う特性を持ってる発達障害ですが、日常生活や学校生活を支障なく過ごされてる人もいて、そのまま卒業し就職してる人もいます。
中には結婚して子供を育ててるという人もいるそうですよ。
ただ、相手が発達障害であることを知らずに結婚した人は結婚当初相手の行動や言動にビックリしたという人も多いそうです。
よくあるのが、人の気持ちが分からないため、配偶者の嫌がることを平気で言ったり、自分の意見が常に正しいような口ぶりで、まるでモラハラのような言動や行動で、相手を威圧するなどがあるそうです。
また、お金の管理ができずもらった生活費をすぐに使い果たしてしまうなどもあったりして夫婦喧嘩が絶えないという家庭もあるようですし、あまりに振り回されて配偶者が精神的に病んでしまうなどもあるそうです。
ですが少しずつ相手のことを理解することによって対策を考えたり、必要であれば周囲に助けてもらいながら生活をしてる家庭もあるみたいですね。
発達障害と健常の人の結婚生活はお互いが特性を理解した上で対策を取ったりして生活をしてることが多いようですが、発達障害の当事者同士の結婚になるとどのような感じなのでしょうか。
当事者同士の方がよりお互いを理解し合えるのでは?と思われるかもしれませんが、反対に間に誰も入らないため、すごく仲良い家庭を気づけるという事は無いようですね。
これは相手が健常の人と同じでどちらか一方が歩み寄れるようなコミュニケーション能力があるなどして、相手に合わせることができる場合の方が上手くいくことが多いようですね。
反対に同じような症状を持つ同士だとぶつかり合って喧嘩ばかりになってしまうという事もあるみたいです。
また結婚して子供が生まれた時、子供のしつけなどがどうしても変わったしつけになってしまう事が多くなるため、子供自体は発達障害を持っていなくても環境的に発達障害であるように育てられてしまうという事もあると言われています。
結婚は今まで他人だった人とずっと一緒に生活をすることです。
健常同士であっても上手くいかずに離婚する人は多い中、発達障害であるから特に結婚生活はうまくいかないとは言い切れないと思います。
当事者同士が結婚して夫婦円満に暮らすようにするにはまず最初に何が苦手で何ができるのかをお互い紙に書きだすなどしてリスト化して得意な分野をお互いが受け持つなど決めておくのが生活を初めて喧嘩してしまう事を防ぐ方法の一つになるのではないでしょうか。