発達障害は脳の先天的な障害であると言われていて、遺伝や環境が原因であるとは言えないと言われています。
自分が原因でないと言われていてもやはり何か原因があるのではないかと思ってしまいますよね。
昔に比べて結婚して出産する年齢が高くなってきて40代で出産をする人も増えてきています。
40代で出産になると発達障害の子供が生まれる確率は上がってきてしまうのでしょうか。
母親の年齢は関係ないのでしょうか。
出産する年齢は関係あるのか調べましたので、見ていって下さいね。
40代で出産すると発達障害の子供が生まれる確率が高くなる?
発達障害は色々な症状があり、こだわりが強かったり、感情が乏しいや、自分の気持ちを表に出すのが苦手であったり、欲求に対しての衝動を抑えることが難しかったりと様々な症状があります。
発症する原因はまだ解明されておらず先天的な要因が原因であると言われていますが、中には環境的な要因や遺伝的要因もあるのではないかという声もあるそうです。
現代の日本では晩婚化が進んでいて、結婚、出産に至るまでの年齢が昔に比べて高くなっていますよね。
以前までは25.6歳が結婚適齢期であると言われていましたが、現在では30歳でも結婚してない人は多くいます。
結婚する年齢が上がるという事は出産する年齢も上がるということで、40歳代で出産も最近では特に珍しいという事もなくなってきてるかと思います。
まだまだ若い40代の人が多いですが、出産すると発達障害を持つ子供が生まれる確率は高くなってしまうのでしょうか。
以前スウェーデンの研究所で調査を行ったところ、父親の年齢が50歳以上だと自閉症の子供が生まれる確率は66%増加、40歳代だと20歳代に比べると28%増加という結果となったそうです。
また母親の年齢が20歳代に比べると40歳代で出産すると15%自閉症の子供が生まれる確率が高くなっていたそうです。
ですが10歳代で出産した場合も20歳代と比べると18%増加していたそうです。
この他に夫婦の年齢差が大きい場合も自閉症の子供が生まれる確率が高いと言われているそうですね。
またアメリカの大学では父親の年齢が40歳以上の高齢であると自閉症の子供が生まれる確率が高くなっているという調査結果が出ているそうです。
見た目などは若く、元気に見えていても体の中は女性だと40代になると早い人だと更年期が始まるという人もいて、体の衰えが現れてくる年齢になってきてもいます。
また卵子や精子は年齢が上がるごとに数が減ったり弱くなるとも言われているので、そういった事も原因として考えられるのかもしれませんね。
年齢が上がると様々なリスクが出てきます。
そういったリスクを少しでも減らすために普段から栄養バランスの取れた食事や適度な運動、定期検診などを受けて体調を整えておく様にしておくといいのではないでしょうか。