発達障害には自閉症スペクトラム症、注意欠陥多動性障害、学習障害などの症状があります。
こだわりが強かったり、自分の欲求を抑えることが難しく衝動的に行動してしまうなどの特性があります。
様々な特性がある中、暴力をふるってしまう事があるそうですが、あまりにひどい時などは警察に相談するのはアリなのでしょうか。
発達障害を持ってる人から暴力を受けた時、警察に相談するのはアリかどうなのかについて書いていきますので、見ていって下さいね。
発達障害を持ってる人から暴力を受けたら警察に相談した方がいい?
発達障害は脳の機能的な障害であると言われています。
先天的な障害であるため、治療を受ければ完治することができるという物ではなく、療育や作業療法などを受けることによって症状を和らげたり、本人の適応力を高めて対応できるようにすることとなります。
中でも注意欠陥多動性障害を持ってる人は自分の欲求を我慢できなかったり、感情のコントロールが難しい特性を持ってると言われています。
その為、友達や周りの人とちょっとしたことで、暴言や、暴力をふるってしまう事があるそうです。
これは自分の感情をコントロールできないため、嫌なことを言われたり、されたりすると落ち着いて対応することができず、怒りの感情が爆発してしまい、すぐに暴言や暴力となってしまうそうですし、何か物を持ってるとその物を投げたりしてしまい、周りからはすぐにキレる子であると思われてしまうそうです。
意味もなく暴れたりするのではなく、言い返したくても言葉が出なかったり、暴力をふるうことによって自分の身を守ってる場合もあるみたいですね。
ですが、このまま放っておくと誰かを怪我させてしまったりと取り返しのつかないことになってしまいます。
そうならないためにトラブルが起こる前に本人が興奮してる場合は別の場所に移して落ち着かせたり、手が出るまでに止めるようにすることが大切です。
ただ大人になってからの暴力は子供の時と違って止めることが難しい場合もありますよね。
家庭内暴力など普段のストレスを家の中だけで発散させる場合はかかりつけ医であったり、専門機関に相談して、対策を考えることが良いのですが、あまりにひどい場合は警察を呼んで止めてもらうのもアリだと思います。
警察を呼んで対応してもらうのは最終手段として、そうならないために普段から暴力などを起こさないように本人との信頼関係であったり、どういった時に暴力的になるのかを普段からしっかり理解し、療育や教育を受けさせるようにして下さいね。