こだわりが強いや、衝動を抑えられないなど様々な障害がある人のことを発達障害と呼ばれます。
これらの症状があるからと言って全ての人が発達障害であるという事ではなく、医療機関で診断された人のことを指します。
発達障害の中にも様々な症状によって名前が変わり、アスペルガー症候群もその一つであると言われています。
アスペルガーの人の多くは知的には後れが無いため、一見すると健常の人と分からない症状であります。
国のサポートとして障害者手帳があり、この手帳を持っていると公共機関など提携してる場所でサポートを受けることができる様になっていますが、アスペルガー症候群の人は障碍者手帳を貰うことはできるのでしょうか。
発達障害の中のアスペルガー症候群とは?
発達障害と言ってもその人によって症状は様々で、診断で付く名前も発達障害と言う名前ではなく、多動性障害であったり、自閉症スペクトラムであったりします。
その中のアスペルガー症候群とは自閉症スペクトラムの中の一つである障害のことで、言葉や知的に遅れが無い障害のことで、健常の人と一緒にいてもその人がアスペルガー症候群であるとすぐに気づかれにくい障害であります。
特徴としては抽象的な言葉や態度をされてもそれがどういった意味なのかなどが読み取ることが苦手であったり、自分の興味のある話ばかりする、相手が嫌がることでも自分がやりたい、言いたいと我慢できないなどがあり、トラブルを起こしてしまう事があるそうです。
アスペルガー症候群の人は障害者手帳をもらえる?
アスペルガー症候群は自閉症スペクトラムの中に含まれる障害の一つで、言語や知的に遅れは無いが、人の気持ちを読み取ることが苦手で、人が嫌がっても気にせずやってしまったり、悪口と思わずに言ってしまうことがあります。
大人になってから職場で同僚の人とうまくやっていけないと思っていたら実はアスペルガー症候群だったという人もいて、子供の頃は勉強ができて親や周りにもちょっと変わった子であるという認識で育った人が大人になってから発覚することも多くなってきているようですね。
障害を持ってる人に国や自治体からサポートを受けることができる障害者手帳があり、手帳があれば就職する際、配慮してもらえたりできます。
アスペルガー症候群の人も申請すれば障害者手帳を貰うことはできるのでしょうか。
アスペルガー症候群は先ほども書きましたが知的な遅れが無いということから障害手帳をもらえる対象外であることが多く、申請しても却下されてしまう事が多かったそうです。
ただ、最近では知的に遅れが無くても日常生活に支障をきたしていたり、うつ病を発症してるなどといったことから手帳を貰うことができる事があるそうです。
手帳にも何種類かあり、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳があります。
身体障害者手帳はその名前の通り身体に障害がある人や、平衡機能や言語機能の障害の人が対象。
療育手帳はは知的障害や自閉症などの障害を持つ人が対象。
精神障害者保健福祉手帳は鬱病や不安障害、統合失調症、てんかんなどの精神疾患、発達障害が対象。
アスペルガー症候群の人が取得するとすれば精神障害者保健福祉手帳となるようですね。
交付されるまで医療機関での診断などすることはたくさんありますが、あると様々な支援を受けることができるので、できる事なら手帳は取得したほうがいいと思いますよ。