発達障害と一言で言ってもその症状は人によって違いがあります。
症状によって大きく、自閉症スペクトラム、多動性障害、学習障害などに分けられていますが、これらの症状が混ざって存在してる人もいる為、発達障害のこれだから対処はこうすべきとは言えず、その人によって対応を変えていかないといけないそうです。
多動性障害のことをADHDとも呼ばれていて、その名前の通り自分の衝動を抑えることができないなどの症状がある人のことを指す名前となっています。
このADHDと診断された人は学校や仕事に通うことはできるのでしょうか。
ADHDの人は学校や仕事場などの集団生活を送ることができるのか、そもそもADHAとはどのような症状のことなのかについて書いていきますので見てくださいね。
発達障害の中のADHDとは?
発達障害は脳の先天的な障害であると言われていますが、遺伝が原因なのかその他に何か原因があるのかはまだ解明されていない障害です。
この発達障害を持っていると集団生活が本人にとてもしんどいこともあったり、周りにも負担をかけてしまう事があるため、早期に療育を始めた方が良いと言われています。
一口に発達障害と言っても何種類かに分けられていて、その中にADHDという注意欠陥・多動性障害があります。
この障害はその名前の通り注意力や衝動を抑えられないという症状で、その中でも不注意、多動・衝動性、この二つが混合してるの3つに分けられるそうです。
まず不注意が強く現れる場合授業中などで集中力が続けられない、忘れ物が多い、何かしている時でも外から刺激が入ればそちらに注意がそれてしまい今までやっていたことを忘れてしまう。
反対に自分の好きなことなどには強い集中力を発揮するため、他の人に話しかけられたとしても気づかないことが多いなどがあるそうです。
多動や衝動性が強く出る場合は無意識に体が動いてしまい、じっとしてると気分が落ち着かない、感情や欲求を抑えることが苦手な為、話しだす場面ではないのにいきなり話し出したりなどするため、周りから注意を受けることが多いようです。
これら二つが混合してる場合はその人によってどちらがより強く出るのかは変わるようですが、両方ともの特徴を満たしてるそうです。
ADHDは学校や仕事に行ける?
ADHDは注意力や衝動性、多動性などがあるため、学校や仕事場で浮いてしまう事があるそうです。
ですが、適切な指導を受けたり、本人もそれらの症状を抑える工夫をすることによって学校や仕事に行ってる人も多くいます。
時には失敗して周りに迷惑をかけてしまう事もあるかもしれませんが、周りの人に自分の症状を伝えておくことによって理解やサポートをしてもらいながら過ごすことはできるので、ADHDだからといって学校や仕事ができないという事は無いと思います。
まずは自分がどの症状を持っているのか、どうすれば改善できるのかを学校なら担任と、仕事場では上司と相談しながらやっていくのがいいと思いますよ。