脳の先天的な障害であると言われている発達障害は何故発症するのかは色々な説がありますが、どの説が正しいのかはまだ分からず、色々な要因が重なって発症してるとも言われています。
少し前までは発達障害と言う概念が無かったため、ちょっと変わった人という位の認識でいたため、大人になって自分や配偶者が発達障害を持っていたと気づいた人も多いそうです。
最近では早期に療育を始める方が良いと言われているため、子供の定期検診などで見つかることが多く、2.3歳代で診断されてる事が増えてきているそうですよ。
自分で発達障害であると気づく人もいますが、中には周りは思っていても本人が気づいて居なかったりすることもあると思いますが、本人に障害があるという事を伝えるのはアリなのでしょうか。
発達障害を持ってるという事を本人に伝えるのはアリなのかどうなのかについて書いていきますので、見ていって下さいね。
発達障害を持ってると本人に伝えるのはアリか、それともナシ?
発達障害は自閉症スペクトラム症や注意欠陥多動性障害などその症状によって診断名が違います。
また自閉症スペクトラム症と一言で言ってもその中には自閉症とアスペルガー症候群に分かれたりと障害名だけではその人がどのような症状を持ってるのかは分からない事が多いです。
以前に比べて発達障害と言う概念が理解され始めてきていますが、まだまだ全ての人が理解してくれているという事は無く、ただの我がままであると思われ、怒られてしまう事があるそうです。
特に大人になってから発達障害であると気づいた人などは診断されるまではとても生きづらく、うつ病を発症してから病院で発達障害を持ってることを告げられたという人も多いようですね。
現在では発達障害は早期に療育を始めることによってある程度集団生活に適応できる力を育てたり、障害の特性を和らげることができるそうです。
子供の頃は親に連れられて療育に行くことになり、自分が他の子と違うという認識はあまり持たないかもしれません。
また症状が軽くあまり困ることが無い子だと自分が障害を持ってるとは思わないと思います。
障害を持ってるという事は一生変わることのない事実でありますが、本人に発達障害であると伝えるのはアリなのでしょうか。
先ほども書いたように学校などでも支援学級ではなく、普通学級で問題なく過ごせているのであればあえて伝える必要は無いかもしれませんが、親が伝えるよりも本人が成長するにつれて自分は他の子と違うところが多いと気づく子は多いようですね。
大人の人で発達障害を持ってる人も自覚してる人と無自覚の人がいて、自覚してる人であれば伝えることはありかもしれませんが、自覚して無い人に伝えた場合それがその人にとってかなりのストレスとなって精神面が不安定となってしまう事があるので、ナシと言えるかと思います。
なので、伝えるのかどうかと言うのはその人の状態であったり、そこまで話すことができる間柄であるのかによっても違うのではないでしょうか。
本人に伝えることよりもどうすれば快適に過ごせるようになるのかを一緒に考える様にした方がお互いにとって良い方向につながっていくと思いますよ。