自閉症スペクトラムや学習障害、注意欠如・多動性障害などの症状がある事の総称を発達障害と呼びます。
症状はその人によって違いがあり、ほとんど健常の人と変わらない位の人から、周りのサポートが必要な人まで様々であります。
発達障害を持ってる人の多くは健常の人と同じ様に地域の幼稚園や保育園、小学校などの学校に通われて一緒に集団生活を送ることとなります。
その発達障害を持ってる人が学校に行くのを嫌がる場合はどのような対策があるのでしょうか。
調べましたので、参考にしてみてくださいね。
発達障害の人が学校へ行きたがらない時の対策は？
発達障害は自分なりのこだわりがあったり、興味のある物への衝動が抑えられなかったりなど、健常の人だと自分でコントロールできる事が中々難しいことがあるため、周りの理解とサポートが必要になることがあります。
昔に比べるとそういった施設も増えてきていますし、学校でも配慮してもらえることが増えてきましたが、それでもどうしても他の子と違ってしまうことはあるかと思います。
低学年の間はまだ本人も周りも違いはそこまでないそうですが、年齢が上がれば少しずつ勉強が難しく感じてきたり、友達付き合いが難しくなったりしてくるため、周りのサポートやフォローがとても大切と言われています。
発達障害を持ってる人でよく言われるのが自分の興味のあることなどはよく喋るのに、困ってることなど今の自分の気持ちを相手に伝えることができなかったりして、本当は辛いと感じていても周りに気づかれていないという事があるそうです。
そういった事が積み重なると学校そのものに行きたがらなくなってしまうのだそうです。
親としては何故学校に行きたがらなくなったのか理由を知りたいのは当然ですし、できる事なら無理にでも行かせたいと思うのが普通ですよね。
ですが、無理やり行かせるとそれだけストレスを抱えさせてしまうことになりますし、学校に行くようにばかり言うと今度は親の信頼を無くしてしまい、次から何も言ってくれなくなってしまいます。
もしどうしても学校に行きたがらない時は無理に行かせるのではなく、休ませてあげる方が本人もホッとできると思います。
感情が高ぶってる時やストレスを過剰に抱え込んでる時はなかなか自分の思ってることを言葉に出してくれないため、そうやって休ませてリラックスできてる時に世間話の様に学校での事を聞いてみるといいかもしれませんね。
その時に勉強が嫌であったり、友達や先生と合わないなど、行きたくならない理由を話してくれたらその事柄について対策を取るようにするといいと思います。
ただ自分で上手く理由を話せない場合などは無理に話させようとするのではなく、まずは学校と連絡を取り合って、学校での様子などを聞いたり、本人が行きやすいように環境を整えるなど、先生と相談しながら進めていくようにして下さいね。
学校を行きたがらない場合無理していかせる必要はありませんが、長期化してしまうと学校そのものに行くことを嫌がってしまいますので、休ませるとしても数日だけと先に決めておくなどしておいてくださいね。
