脳の先天的な障害であると言われている発達障害は完治することは難しいと言われている障害ですが、療育や作業療法などを受けることによって苦手な分野を伸ばすことができたりできると言われています。
子供の時に療育を始めた方がより色々なことを吸収して大きく成長することができると言われています。
ただ程度によっては健常の人と変わらない人も中にはいて、大人になってから自分が発達障害であったと分かる人がいるそうです。
発達障害であると決めることができるのは専門医に受診し、診断を受けることによって自分が発達障害のどの障害を持ってるのかを知ることができます。
子供の頃診断を受けると定期的に知能検査を受け、その時点でどの分野が得意で苦手な分野は何なのかを調べることになり、その検査結果によってどの程度なのかを知ることができます。
その知能検査の内容はどのような内容なのでしょうか。
また大人でも受けることができる?
発達障害の知能検査の内容はどのような内容なのかなどについて調べましたので、見ていって下さいね。
発達障害の知能検査の内容はどんなの?
発達障害を診断されるとその中でもどのような症状を持ってるのか診断名が付きますよね。
診断が付いたからそれで終わりという事ではなく、その人が何が得意で何が苦手であるかを知ることがその後療育を受ける内容であったりのサポートの内容が変わってくるかと思います。
子供の頃定期検診でされる検査は発達検査と呼ばれていて、姿勢・運動、認知・適応、言語・社会の3分野についてどれくらいの数値があるのかを調べる検査となっていて、一般的にするであろう行動や反応をその対象者がどれくらい合致するのかを検査します。
このことによって発達指数と発達年齢が検査で分かるそうです。
一般的とされるのを100とし、対象者の検査結果の数値から発達年齢を算出する検査となっています。
知能検査とはその名の通り知能を調べる検査となっていて、先ほどの発達検査よりもより細かい検査となっているため、受ける知能検査によっては年齢が低かったりすると受けることができなかったり、反対に年齢に上限があることがあるそうです。
内容は対象者がどれだけ物の名前や言葉の意味を理解してるのかを調べたり、目で見たものをどこまで理解しているのか、手を使って回答させたりします。(積み木を検査をしてる人と同じ様に積むなど)
これは目から入った情報をどれだけ適切に処理できているのかを確認しているそうです。
この他にワーキングメモリーがどれだけあるのかを調べたり、処理能力がどれだけあるのかなどを調べる項目もあるため、かなり細かく対象者のことが分かる検査であると言えるようですね。
知能検査を受けることによってより苦手な分野、得意な分野がはっきりと知ることができる為、どの分野をよりサポートすればいいのかなどを知ることができる為、学校などの担任に渡しておくと先生も対応しやすいと言えるかもしれませんね。
知能検査は大人でも受けられる?
子供の頃に発達障害と診断された人は親に連れて行かれて定期的に発達検査や知能検査を受ける機会は多くなると思います。
定期的に受けることによって今どこが伸びてどこが苦手であるかが分かるということもありますし、役場などに申請する時に必要であることもあるようです。
知能検査には何種類かがあり、その検査によって年齢制限がある検査があるそうです。
子供しか受けることができない検査から大人まで受けられる検査があるみたいですね。
なので大人になっても知能検査は受けることは可能であります。
費用などは病院によって違いはあるようですが、受診する科は精神科か民間のカウンセリングルームで受けることができるそうです。
ただ公的病院で受診する場合は紹介状などが必要となっているので、受けられるのかどうかわからないというのであれば一度かかりつけ医に相談して検査してくれる医療機関を紹介してもらうといいかもしれませんね。
知能検査が出るとその人の得意・不得意分野が分かりますが、これはあくまでも目安であるので、この検査結果にとらわれることなく参考程度にしておくようにして下さいね。