発達障害とは強いこだわりがあったり、他人の気持ちが分かりづらい、空気を読むことができないなどの症状があり、一見すると普通の人に見える為、本人の努力が足りないや親のしつけが悪いなどといわれてしまう事があります。
以前に比べると発達障害の理解も深まってきてるようですが、年配の人になると理解できないという人もいるようですね。
そんな発達障害を持ってる人は勉強などは健常の人と同じ様にできる人もいますが、絵が描けない、描いても下手という人が多いのでしょうか。
発達障害の人は絵を描けない人が多いのかどうなのかについて書いていきますので、見てくださいね。
発達障害の人は絵が描けない人が多い?
発達障害にも色々な症状の人がいて、その人によって違いがあります。
同じ自閉症スペクトラムであっても大人しい人から元気な人といった様にその人の性格でも違いはあるかと思います。
ただ見た目は健常の人と変わらないため、本人が困っていたり、周りにストレスを与えていても障害のせいではなく、その人の努力不足であると思われてしまう事があるようです。
最近では発達障害はどういった障害であるのか、理解も増えてきていて、お互いがストレスを感じることなく過ごせるように工夫されたり、フォローしてくれることも増えてきてるようですね。
一見普通の人に見える発達障害の人ですが、付き合いだすとやはり普通とはちょっと違うと感じられることがあります。
特に発達障害を持ってる人は手先が不器用な人が多いと言われていて、お箸がなかなか上手に使えなかったり、字を書いても薄かったり、まっすぐに書けないことが多いみたいですね。
そういった事も原因なのかもしれませんが、絵を描くのが苦手という人が多いそうです。
手先が不器用な為、自分が思ってる絵を描くことができないのも描きたくないと思う理由なのかもしれません。
また発達障害の人は人や景色を見る時全体像を見るのではなく、そのもののパーツを見てから徐々に全体を見るという特徴があるようです。
その為、普通人の顔を書く時は輪郭から描いて目、鼻、口などのパーツを書いていくかと思いますが、発達障害の人はまず自分が注目したパーツから書き始める為、バランスがおかしくなってしまうという事があるようですね。
この様に健常の人と、発達障害の人とでは同じ物や人を見ていても違うように見え方をしてるのが絵に表れているのかもしれませんね。
ですが、最初は絵が苦手で描くのを嫌がっていた子供も年齢が上がったり、療育の成果などで指先を使えるようになることで、どんどん絵が上手になっていく人もいるので、発達障害だから絵を描けないという事ではないと思いますよ。
健常の人に比べるとどうしても個性的な絵を描くことが多くなるかもしれませんが、必ずしもみんなと同じ絵を描かないといけないということはありませんので、あまりそこは求めなくてもいいのではないでしょうか。