発達障害は自閉症スペクトラム症や注意欠如・多動性障害、学習障害などの障害の総省で、その人の症状によって付く診断名は違います。
診断された人は周りのサポートやフォローを受けたり、療育を受けて自分自身の能力を向上させたりして学校生活などの集団生活を送り、就職し自立されている人もいます。
ただ、苦手な分野はどうしてもうまくできないなどがあり、失敗してしまったりすることが多かったり、コミュニケーション能力が低いことから同僚や顧客とトラブルを起こしてしまって退職してしまったという人もいるそうです。
仕事をずっと続けている人もいると思いますが、発達障害を持ってる人で無職のままの人はどれくらいいるのでしょうか。
割合など出てるのか調べましたので、見ていって下さいね。
発達障害で無職の人の割合は?
自閉症スペクトラム症や注意欠如・多動性障害、学習障害の症状の総称を発達障害と言われます。
2005年に施工された発達障害支援法により、診断された人には適切な教育やサポートを受けられるようになってきています。
ただ、診断には専門医に受診してからとなるのですが、診察してもらうまでに時間がかかったり、療育を受けるのにも時間がかかるなどがあり、まだまだ受け皿となる施設などが少ないのが現状の様ですね。
多くの発達障害を持ってる人は学校に通い、最終的に就職して働こうと日々勉強されていると思います。
ですがいざ就職したけど、コミュニケーションがうまく取れなかったりなどして仕事を続けられず辞めてしまうという人もいるそうですが、無職の人はどれくらいいるのでしょうか。
以前日本学生支援機構にて障害のある人の卒業後の就職率は約4割であるというデータを発表されました。
診断書がある人は36.6%、診断書は無いけど配慮はありの人は45.7%の人が卒業後就職してるというデータが出ているそうです。
また就職した職場で仕事を続けてる割合は4割ほどと言われているので、一度就職したけど退職した人などを含めると無職の人はかなり多くなると言えるようですね。
ただ、無職の割合はデータで発表されていないようで、正確な数値は分かりませんでした。
発達障害を持ってる人はどうしても人との関わり方が下手であったり、独特な考え方などで、周囲に理解してもらえないことがあって、トラブルになってしまったり、仕事は真面目でもミスが多かったりなどから仕事ができない人と思われてしまうことがあるようです。
様々な要因から仕事を続けることが難しかったり、就職活動の際の面接で落ちてしまうことが多かったりなどして、働きたいけど無職のままという人も多いようです。
就職して働くことはとても大切ではありますが、無理して働くと精神的にも身体的にも負担が大きくなるので、自分に合わないと思ったら退職するのも方法の一つだと思いますよ。
どのような職業を選ぶのかはまずは自分が何が得意で何が不得意なのかを理解し、得意なことを活かせる職業を探されるのがいいのではないでしょうか。
無職の期間があってもその期間は自分が興味のある事を探す期間であると考えて色々なことに挑戦するのもいいと思いますし、何か興味のある短期のバイトなどをしてみるのも自分に合った仕事を見つけるきっかけになるかもしれませんね。