発達障害という言葉が世間で認識され始めたのはまだ10何年程前からで、それまでは少し変わった人などという認識を持たれることが多く、決して障害があると思われていなかったそうです。
知的に遅れがなく、勉強もできていれば学校生活はトラブルを起こしてしまったとしても生活することが集団生活ができる為、そのまま進学、就職されてる人は多く、大人になってから発達障害であると診断される人が多いのだそうです。
学校を卒業し、就職して働きだすと大体上司から仕事を与えられたりして進めていきますが、その上司が発達障害を持ってる場合どのような付き合い方をしていけばいいのでしょうか。
発達障害の上司との付き合い方はどうすればいいのかについて書いていきますので、参考にしてみてくださいね。
発達障害の上司との付き合い方はどうすればいい?
発達障害は脳の先天的な障害で、完治させることは難しいと言われていますが、適切な教育を受けることによって落ち着いて生活を送ることができたり、能力を向上させることができるとも言われています。
ただこの発達障害と言う障害があり、療育を受けるサポートが整い出したのはまだ10何年前位からとなっているため、それ以前の年代の人は変わった人や、ただ単に勉強ができないやしつけがされてない人であるという認識を持たれていたそうです。
知的に遅れが無かったり、言葉などある程度コミュニケーションが取れているのであれば障害があるとは思われていなかったそうです。
その為、大人で発達障害であるということに気づいてない人はそれなりの数がいるのではないかと言われていますし、実際社会生活で生きづらさを感じ、病院を受診したところ発達障害であると診断されたという人もいるそうです。
発達障害の人はコミュニケーションを上手く取れないなどはありますが、仕事はきちんと真面目にされる人が多く、自分の得意分野の仕事であれば健常の人よりも仕事ができるという人も中にはいるそうです。
もし自分が働いてる仕事場の上司が発達障害を持ってる人だとどういった付き合い方をすればお互い気分よく仕事ができるのでしょうか。
発達障害を持ってる人の多くは人の気持ちを汲み取ることが難しい人が多いそうで、相手が今度の状態なのかというのを想像することができないため、言われて傷つくような事でも悪気無く発してしまう事があります。
そういった事が積み重なると部下という立場だとストレスが積み重なって仕事が嫌になってしまうことになってしまいますよね。
付き合い方としては回りくどい言い方で自分の意見を言うよりもはっきり言った方が分かりやすく理解してくれやすいそうです。
また何か説明する時やイラストや写真など目で見て分かる物を用意しておくとより分かりやすいのでそういったものを活用しながら付き合っていくといいのではないでしょうか。
ですが発達障害を持ってる人は時に自分のストレスなどから感情的になったり、衝動を抑えきれず物に当たってしまうなど一見するとパワハラ行動を起こしてしまう事があります。
こういった時に注意をしても逆効果でありますし、自分に向かってこられても大変ですので、その上司よりも上の上司に相談するのがいいと思います。
発達障害を持ってる人は自分勝手に見える言動や行動を起こしてるように見えますが、とても真面目で正直な人が多いそうです。
なのでその人の言葉は人を陥れるなんて一切考えられず本心からの言葉となるので、ある意味一番信用ができる上司にもなり得るかもしれませんね。
それでもやはり仕事がやりにくいなど感じたり、自分の負担が大きくなってしまった場合は部署を変わったり、転職という方法を考えてもいいのではないでしょうか。