自閉症スペクトラム症や注意欠如・多動性障害などの症状を持ってる人の事を発達障害と呼ばれます。
コミュニケーションがうまく取れなかったり、同時にいくつもの作業をこなすことが難しいなど様々な症状があるそうです。
発達障害を持つ多くの人が健常の人と共に学校に通い、就職して社会生活を送られていますが、職場によってはコミュニケーションがうまく取れないなどからトラブルになってしまう事があるそうです。
本人が自覚し、上司などに自分が発達障害であると申告し、サポートやフォローをしてもらってる人も多いと思いますが、分かっていても発達障害の部下の面倒を見切れない事はあると思います。
そういった時、何か対策はあるのでしょうか。
発達障害の部下の面倒が辛い時などの対策はどうすればいいのか調べましたので、見ていって下さいね。
発達障害の部下の面倒が見切れない時の対策は?
発達障害は先天的な障害であると言われていて、完治させることはできないと言われています。
ただ作業療法などの訓練や療育を受けることによって症状を和らげたり、本人が集団生活の中で生活していけるような適応力を向上させることができる様になると言われています。
年齢が低いうちからそういった訓練などを始めるとより効果が出ると言われているため、診断されたら早めに療育を始めるのがいいそうですよ。
ただ発達障害と診断される人よりも療育を受けられる場所などが少ないため、どうしても待ち時間が長くなってしまうのが現状であるようですね。
発達障害と言ってもその人によって現れる症状や程度も全然違うため、特別支援学校や、支援学級に在籍することなく学校生活を送り、そのまま就職される人も多いみたいですね。
ただ、学生生活では自分が勉強をすれば問題なく行けたのが、職場では上司や同僚、取引相手との関わりが多く増えることによって、うまくコミュニケーションが取れないなどでトラブルを起こしてしまったり、ストレスを抱えて鬱を発症してしまう人もいるそうです。
本人も辛い部分は多いですが、上司なども同指導していいのか分からないなどで、面倒見切れないと思ってしまう事もあるようです。
丁寧に教えてもすぐに忘れてしまったり、すぐにパニックになってしまうなどがあるため、 部下の面倒を見続けることが限界になってしまって、上司が鬱を発症してしまう事もあるそうです。
そうなってしまわないために対策としてはまず教育係などは一人に任せず少なくとも二人以上でその人の面倒を見ること、仕事を指示する時、必ずメモを取らせて何をするのか確認させる、指示はできるだけ簡潔に分かりやすく、集中してしまったり、反対に集中が切れてしまうと何をしていいのか分からなくなってしまうので、ある程度決めた時間に今自分がしてる仕事の進捗状況であったりを報告してもらうなどをするといいみたいですよ。
また出社したらまず自分は何をするのかを一日の流れを確認させておくのも本人にとっても分かりやすいので、落ち着いてできると思います。
健常の人のようにニュアンスなどを読み取って動くということが苦手であるため、どうしても周りの人のストレスとなってしまう事があるかもしれませんが、ある程度端的に話すなどちょっと関わり方を工夫することによってスムーズに進むようになったりしますので、試してみてくださいね。