発達障害と一口で言ってもその症状は様々ですし、診断名も自閉症スペクトラム症であったり、注意欠陥多動性障害など違います。
こだわりが強いという子もいれば衝動を抑えられない、人の気持ちが分からないなど色々あるため、その人に合った対応をすることが必要であると言われています。
現在では小さなころから療育を始める人も多いため、診断されてもその症状を改善させることができたり、本人の適応力を向上させるようにされていると思います。
多くの発達障害を持ってる人は一般の学校に通われていますが、色々あって不登校になってしまい、勉強もしなくなる子は多いのでしょうか。
発達障害を持ってる人は不登校になって勉強もしないという人が多いのかどうなのか調べましたので、見ていって下さいね。
発達障害を持ってる人は不登校で勉強しない人が多い?
発達障害は脳の機能的な障害であり、できることとできない事の差が大きい凸凹であると言われています。
その為、得意な分野は健常の人と引けを取らないほどの成績や結果を出すのですが、不得意な分野になると全くできないため、知らない人から見れば怠惰でやらないように見えてしまう事があったりして本人につらく当たられるなどがあったそうです。
そういった事があって、学校生活が苦痛になり、不登校になってしまう人は少なからずいるようですね。
発達障害と言う障害名が付いていても知的に遅れが無い場合だと学校では支援級ではなく普通級に在籍となる子もいます。
ある程度簡単なコミュニケーションはできますが、学年が上がるにつれて友達関係や勉強などが複雑になるにつれて、今までできていたことができなくなったり、周りから浮いてしまう事があるなどしてそういった事が積み重なり、学校に行きたがらなくなるという事があるそうです。
この時に何故行きたがらないのかその時に対応できればまだ不登校になる事は避けられるかもしれませんが、何もせずに無理やり学校に行かせ続けるとある日突然学校に行かなくなり、不登校になってしまうという事になってしまうと思います。
不登校になってしまうとどうしても次学校に行くのがとてもハードルが上がってしまいなかなか行けなくなりますので、気づくと長期間不登校になってしまうという事にもなりかねないようですね。
家にずっといる中勉強をさせるのは難しい為、いつの間にか昼夜逆転の生活になってしまってる人も多いそうです。
以前調査機関が調べたところ不登校になる子共の中で発達障害を持ってる子の割合は約6割であると言われているそうです。
できれば不登校になることなく学校に通って卒業してもらいたいと思いますが、もしどうして不登校になってしまうのであれば学校にこだわるのではなく、その子の居場所になれるところを探してあげるのもいいかもしれません。
自分の居場所を作り安心することができれば時間はかかるかもしれませんが、将来的にはその子にとって大きな財産になり、成長してくれると思います。
発達障害は以前に比べると理解が進んでるとはいえまだまだ分からない事が多いですし、本人も何故しんどいのか分からない場面も多くあるため、不登校になってしまう事はあるかもしれません。
そうなってしまっても無理に学校に通わせるのではなく、他に何か興味のある事や場所を見つけてあげるのもいいと思います。
何か一つでも自分の中で自信になることができればそれだけでも十分ですので万が一不登校になっても困らないように学校以外の居場所を作っておくのが良いのではないでしょうか。