発達障害は自閉症スペクトラムや多動性障害、学習障害などの総称で、その人によって診断名には違いがあります。
早期発見、早期療育が良いと言われていますが、子供の発達障害は療育など適切な教育をすれば治すことはできるのでしょうか。
子供の発達障害は治すことができるのかどうなのかについて書いていきますので、見ていって下さいね。
子供の発達障害は治すことができる?
発達障害はその人によって症状に違いはありますが、コミュニケーション能力が低く自分本位な会話ばかりしたり、文字や数字の概念が分から無いなど色々な症状があります。
一昔前までは変わった子という認識で障害があるとは思われておらず他の人と共に進学、就職をしてる人が多いです。
ですが最近の医療の発達などで今まで変わっている子というのは実はその人の性格ではなく、脳の障害であるという事が分かったそうです。
その為、診断された人は医療機関などで療育を受けたり、作業療法士や言語聴覚士の指導のもと訓練をしたりすることとなります。
ただ現実問題として診断される子供の数よりも診断できる医療機関や訓練ができる施設の数が追い付いていないのが現状で、診察や療育を受けるまでに何カ月待ちとなるところが多いようですね。
また小さなころから療育を始めることによって発達障害の特性であるデコボコな能力値を平らに近づけやすいとも言われているそうです。
発達障害を持っていても日々練習することによってできなかったことができる様になるので、小さなことから少しずつできるようになるように親子で取り組まれてるようです。
小さなうちから療育を始めると良いと言われますが、症状が改善することはあっても発達障害そのものは治るということはありません。
難しい問題ではありますが、そういった意味ではその人の持つ個性とも言える為、健常の人に近づけることはできて日常生活をそつなくできる様になったとしてもその人が発達障害を持ってるということには変わりないと言われています。
子供の発達障害は治らない?
先ほども書いたように脳の機能障害であると言われている発達障害はまだまだ解明されていないことが多いものでありますが、治るものではないです。
診断を受けたばかりの時期はかなりのショックを受けてしまうかもしれませんが、発達障害であるからと言ってマイナスなことばかりを考えるのではなく、何故手がかかる子供なのかの理由が分かったということはと次何をすればいいのかという対策を考えることができるのです。
治らないからと言って何もしなくていいのではなく、その子に合った療育を受ければ改善できることも多くありますし、子供は色々な刺激を吸収し、自分の力として発揮してくれますので、担当医や療育の先生や幼稚園や学校の先生と相談しながら育てていくことが大人になった時その子が自分の力で生活できるようになる力の糧となると思いますよ。