発達障害は脳の先天的な障害であるため、完治させるということは難しいと言われています。
ただ、ADHDの人には症状を抑える薬が開発されていて、その薬を服用することによって落ち着いて生活をしてる人も多くいるそうです。
学校に通うことになる前に発達障害など何か障害をも持ってる人は支援学級に入級するのか、普通学級に入級するのかを決める就学相談があります。
その時の子供の状態や診断書や知能テストの結果などからどちらの学級に入るのかが決まりますが、中学校になった時には普通級に通うことはできるのでしょうか。
どれくらいの割合が普通学級に通ってるのでしょうか。
発達障害を持ってる中学生が普通学級に通ってるのはどれくらいいるのかなどについて書いていきますので、参考にして下さいね。
発達障害を持ってる中学生で普通学級に行っても問題は無い?
発達障害は自閉症スペクトラムや注意欠如・多動性障害といったその人によって症状が違います。
先天的な障害であるため、病気の様に完治させるということは難しい障害ですが、作業療法などを受けることによって成長させることができるため、そういった療育を受けることが良いと言われています。
ただどうしても健常の人と比べると浮いてしまったり、勉強が付いていけないという事があるため、学校に通う時支援学級か普通学級になるのかを相談し、その子の状態によって決められます。
支援学級に入ることによってその子に合ったカリキュラムを作ってもらうことができたり、先生がその子についてくれたりなどのフォローをしてもらうことができる様です。
全ての発達障害の人が支援学級に入るのではなく、その人の症状の程度や、知能指数などによって普通学級で過ごす人もいる様ですよ。
発達障害を持ってる人で中学を普通学級で過ごす割合は?
先ほども書きましたが、発達障害を持ってるからと言って全ての人が支援学級や支援学校に通うという事は無く、普通学級で学校生活を送る人もいる様です。
幼稚園から小学校、小学校から中学校に進学する際、発達障害を持ってる人は進学した際、支援学級に入級するのか普通学級で生活するのかを相談する機会が設けられています。
大体9月末までに本人とその保護者、担任、住んでいる地域の教育委員会の人と面談をして子供の状況を把握しどちらに入級させるかを決定されます。
よく入学時の決定は覆らないと言われていますが、学年が上がっていくことによって困りごとが多くなったりする場合など支援学級に入級することができる様になっているので、その都度相談されるといいと思います。
中学にも支援学級は作られていて、就学相談の上どちらに入級するかを決定されるそうです。
ただ症状の程度は人によって違うため、発達障害を持ってるけど支援学級に入級してないという人は大体6.5%程在籍されているとのことです。
なので障害があるけど普通学級でいいのかと思うことがあるかもしれませんが、支障なく過ごせているのでしたらそのまま普通学級のままでいいと思いますよ。