発達障害は障害であると言われていますが、見た目には普通の人と変わら無いという人が多いです。
その為、仕事や勉強ができないと何故できないのかと周りから怒られてしまう事があることがあるそうです。
本人に自覚があれば自分なりに対策をしたり、周りに助けを求めることができる様になるそうですが、本人に自覚が無かったり、周りから言われても認めない人になると助けてもらうことが難しいことがあり、トラブルに発展してしまう事もあるそうです。
色々な症状があり、その人によって対応が変わるそうですが、発達障害を持ってる人は電話対応はできるのでしょうか。
話していても聞き取れない?
発達障害の人は電話対応はできるのか書いていきますので、見てくださいね。
発達障害は電話対応できる?
発達障害には様々な症状があり、その人の症状によって対応が違ってきます。
自閉症スペクトラム症や注意欠如・多動性障害の人には共通する部分も多くあるそうですが、学習障害の人とでは困ってるところが違うため、同じ様に対応する事はできないかと思います。
早いうちから療育や作業療法などの訓練をすることによって集団生活を問題なく送ることができるようになったり、自分の中の適応力を高めることができると言われています。
発達障害の中でも注意欠陥多動性障害を持ってる人はどれだけ気を付けていても自分の思ってることがそのまま口に出てしまったり、行動を起こしてしまう事があるため、会話をしていても相手が嫌がると分かっていても口に出してしまってトラブルになってしまう事があるそうです。
ある程度年齢が上がればそういった衝動性は落ち着いてくるそうですが、障害そのものが無くなるという事は無いそうで、仕事をしてる時忙しくなるとパニックになりやすかったり、何個も同時に仕事ができないなどがあるようですね。
仕事の職種などによって違いはあるかもしれませんが、電話対応をしないといけない場面は出てくると思います。
発達障害を持ってる人はある程度ルールに沿って動くことは得意であると言われていますが、電話対応はできるのでしょうか。
友達や家族など自分の知ってる相手と電話で話すことは問題ないと思いますが、取引相手など仕事上の電話対応は苦手であると言われているそうです。
電話を取って話すという事はできますが、仕事上での電話対応になると聞いた内容を覚えてメモを取ったり、今までしていた仕事を中断してしまうため、電話を切った後どこまで仕事をしていたか分からなくなるなどという事があるそうです。
発達障害を持ってる人はマルチタスクができない人が多いため、電話対応で相手の話してる内容を理解して正確に返事をしたり、取次ぐ相手にどこの誰からどのような用事で電話があったというのも伝えるというたくさんの作業を同時にすることができなくて、メモを書いていても何を書いてるのか分からない状態だったという事もあるみたいですね。
また発達障害の人は耳で聞いた内容が理解できないという人が多いそうで、話が長くなると頭の中で整理することができなくなり、最終的に何を言ってるのか分からなくなって終わってしまう事があるのも電話対応が苦手である理由の一つなのかもしれませんね。
仕事をすると電話対応はどうしてもしないといけない事もあると思います。
そうなっても困らないように自分で分かるように電話で聞くべきことを箇条書きにして置いたり、フローチャートを上司や職場の人と相談しながら作っておくと間違えたり、パニックになることを少しでも減らすことができると思いますので、試してみてくださいね。