発達障害という言葉は知っていても身近にいないとそれがどういった障害であるのかは分からないという人も多いですよね。
体や知的に障害が無い人もいて、一見すると健常の人と変わらない様に見える事もあります。
その発達障害の特性とただの甘えはどう違うのでしょうか。
また発達障害の人は甘えん坊の人が多いのでしょうか。
発達障害と甘え、違いは?
発達障害と言われても家族や友達など近い人にいないとその障害がどういったものであるかは分かりませんよね。
その人によって症状も違いますし、特性が混ざっていいる人もいる為、一概にこの時はこうしないといけないとは言い切れないそうです。
発達障害の中には自閉症スペクトラムや多動性障害、学習障害などがあり、その人の症状に合った障害名が付いています。
発達障害だけでなく、知的障害もある人もいますし、反対に知的障害がなく、勉強も健常の人と変わらない位できるという人もいます。
よく言われるのが発達障害の人はコミュニケーション能力が低いことです。
自分の気持ちを優先して話したり、行動を起こすことが多いため、相手が困っていても気にならないなどがあります。
また得意分野と不得意分野の差が大きく、不得意分野は本人も努力してもなかなかできなかったり、かなり時間がかかってしまう事があるそうです。
発達障害は先ほども書いたように見た目には健常の人と変わらない人が多いため、同じ事ができると思われてしまいがちで、できないとなぜできないと怒られてしまう事が残念ながらあるようです。
特に大人になるまで自分が発達障害であると知らなかった人は仕事場などでこういった場面に直面しトラブルを起こしてしまう事が多々あるようですね。
本人は努力してるつもりでも周りからはそう見えないため、できるのにしない、甘えてると思われてしまう事があるそうです。
これは健常の人の甘えと本質的に違うと言えます。
発達障害の人はできる事・できない事の差が激しいため、できない事でもできるように見える為、甘えてやらないと思われてしまう事があるそうです。
そう思われないためには自分の症状や何ができて、何ができないかなどを周りに伝え配慮してもらう事が大切であると思います。
発達障害の人は甘えん坊が多い?
発達障害は本人ができなくてもできるように見える為、甘えてやらないと思われてしまう事があると書きましたが、そういった事ではなく単純に甘えん坊な人は多いのでしょうか。
これもその人によって違いはあると思いますが、スキンシップがとても好きな人であると母親や大好きな人に抱っこをせがんだり、手を握ってくるなどのスキンシップをしてくることはあると思います。
ただ大人になってもずっと甘えん坊なのかというと成長していくとある日を境にピタッと終わることもあるようですね。
スキンシップをすることによって自分の心を落ち着かせてると思いますので、もし小学生になってもまだ抱っこをせがんできても断らないで抱っこしてあげてくださいね。