自閉症スペクトラムや注意欠如・多動性障害、学習障害などの障害の総称のことで、その症状の程度によっては特別支援学校であったり、普通高校の中の支援学級に在籍してその人に合った教育を受けることとなります。
できるだけ早いうちに療育を受けることによって集団生活を送りやすくなったり、能力を伸ばしやすいと言われています。
そうやってサポートを受けていても、高校生位の年齢で症状が悪化してしまう事があるのでしょうか。
調べましたので、見てくださいね。
発達障害は高校生くらいで症状が悪化する事がある?
発達障害と一口に言ってもその人によって症状が違いますし、自閉症スペクトラムや注意欠如・多動性障害といった名前が診断名として告げられることになります。
昔に比べると発達障害について認識が広まってきていて、療育施設やトレーニングを受けられる場所が増えてきているかと思います。
最近では子供のうちに療育を開始する人も増えてきて、発達障害の特性を抑える能力が上がったり、家族が特性について理解することができて対応することができるなどがあります。
そうやって療育や診察を受けることによって学校生活も落ち着いて生活できるようになる人もいるそうですが、高校になると症状が悪化してしまう事があるのでしょうか。
小学校、中学校までは楽しく学校生活を送っていたという人も高校になると思春期に入ることで自分の精神バランスが崩れて情緒不安定になってしまう事があったりするそうです。
また高校生になるとより自分で考えて勉強したり準備をしないといけないことが増えてくるため、自閉症スペクトラムの人だとコミュニケーション能力が低かったり、その場の空気を読むことが難しいため、友達と会話がかみ合わなくなってしまうなどが起きてしまい、そういったストレスから特性がより顕著に現れてしまうことがあるようです。
悪化というよりは周りのサポートが減ってしまったり、周りの友達がより大人に近づいてより言葉ではなくその場の空気を読むことが大切な時期に入ってしまうため、それに付いていけないことから悪化してしまった様に見えるのかもしれませんね。
ただそのままでは学校生活を送る上で支障が出てしまうことになってしまうので、もし最近学校生活でトラブルが多かったり、忘れ物や先生の話が理解できないなどが重なっている場合は我慢せずに担任と相談したり、かかりつけ医と相談してどうしていくかを相談しながら改善できるように対応策を考えていくのがいいのではないでしょうか。
我慢しても悪化してしまうだけですのでまずは誰か話しやすい人に相談してみてくださいね。