脳の先天的な障害であると言われてる発達障害は健常の人と比べると人の空気を読むことが苦手であったり、自分の衝動を抑えることが苦手なことがあります。
反対に得意な分野に関しては驚異的な集中力を発揮して、結果を残す人もいるそうで、その人の得意なことなどを伸ばしてあげることで自己肯定感を高めることにつながり、良いと言われています。
発達障害の人の多くは学校に通い、就職されていますが、大学まで進学してる人も多くいます。
大学になると論文を書く機会も増えるかと思いますが、発達障害を持ってる人は論文を書くことが苦手であったり、書くことができないという人は多いのでしょうか。
発達障害の人は論文が書けないのかどうかについて調べましたので、見ていって下さいね。
発達障害の人は論文が書けない?
自閉症スペクトラムや注意欠如・多動性障害、学習障害などのことをまとめて発達障害を呼ばれます。
厳密に言うと診断名に発達障害という名前は付かず先ほど書いた自閉症スペクトラム障害などといった診断名が付くため、発達障害であるという診断名は無いそうです。
障害と聞くととても重く聞こえますが、人によっては健常の人と変わらず生活を送ってる人も多くいます。
ただ空気を読めなかったり日々のルーティンを決めてそれを崩されるとパニックを起こしてしまうことがあるため、周りのサポートとフォローが必要であります。
療育などのトレーニングを受けることによってこういった症状を改善していけることもあるため、できるだけ年齢が低いうちに始めた方が効果が出やすいため早めに始めるようにとも言われています。
発達障害を持ってる人の多くは人の感情を読み取ることが難しかったり、想像力が乏しいため、本を読んだり映画を観たとしてもあまり感情が高ぶることが少ないようで、本を読んだり見た後の感想もあらすじだけを話して終わって、自分がどう思ったかという事を話すことはあまり無いようです。
そういった事から小学校の夏休みの宿題の定番である読書感想文などを書くのが難しく、何行か書くだけでかなりの時間がかかってしまうそうですし、書いたとしても先ほど書いたようにあらすじを書いてるだけのような文章となっていることが多いようです。
また高校や大学に進学すると論文を書く機会が増えてくると思いますが、先ほどと同じ理由から論文を書くことができないという人は多いようです。
発達障害を持ってる人の多くはマルチタスクと呼ばれる同時にいくつもの作業をすることができない人が多いため、自分の頭で内容を考えて論文として文章をまとめるという作業ができないそうです。
ですがどうしても書けないというのではなく、書き方などの見本があればそれに沿って書くことはできたりしますので、もし論文が書けなくて困ってる場合自分の症状を理解してる先生などに相談してどうすれば書けるのか相談しながら書いていくといいのではないでしょうか。