発達障害には自閉症スペクトラム症など様々な症状があります。
対応としては体をつかった作業療法や言語療法があり、勉強などのように座って教えるというのではなく、体を使ったりしてトレーニングをすることが多いですし、またイラストなどのカードを使って教えたりされています。
その療育の施設などによっても対応は違うと思いますが、療育を受けることによってその人の能力や適応力を向上させることができると言われています。
こういった療育の他に服薬して症状を落ち着かせるという方法もありますが、やはり子供の内から薬を飲ませるというのに抵抗を感じる人は多いと思います。
もしかかりつけ医などから服薬を勧められた時、断るためにはどうすればいいのでしょうか。
発達障害の子供に服薬をさせないための対策は何かあるのか調べましたので、見ていって下さいね。
発達障害の子供に服薬させたくない時の対策は?
発達障害には色々な症状があり、その中でも自閉症スペクトラム症や注意欠如・多動性障害を持ってる人はコミュニケーション能力が低かったり、自分の欲求を抑えられないなどがあり、集団生活を送っているとどうしても周りから浮いてしまうことがあったり、会話が成り立たないことがあったりしてトラブルを起こしてしまうことがあります。
そういった事を少しでも抑えるために療育などのトレーニングを受けたりして症状を和らげたり、本人がどのように対応すればいいのかを学ぶことによって集団生活を円滑に送れるようにされています。
また年齢を上がり経験を積むことによって症状が落ち着いてくる人もいるそうですが、発達障害そのものが完治することは難しいそうで、何かの拍子に症状が現れてしまうことがあるため、周りのフォローやサポートが必要であります。
特に注意欠如・多動性障害を持ってる子供は自分の欲求や衝動を抑えることが苦手で学校などで先生の話を聞いてる時や朝の集会など、その場でじっとしていないといけない場面でもジッとすることが難しく動いてしまったり、言葉を発してしまうなどがあったり、ひどいとその場から逃げ出してしまうということが起きてしまうことがあるそうです。
そういった事が重なると本人も怒られることが増えてしまいますし、周りの負担も増えてしまいます。
その衝動などを抑えることに効果があると言われる薬はあり、あまりにひどいと服薬を勧められることがあるそうですが、親としてはあまり薬を飲ませるのは抵抗を感じる人の方が多いと思います。
飲ませた方が落ち着くかもしれませんがどうしても薬を飲ませるのが嫌だと言う時はどのような対策をすればいいのでしょうか。
薬を飲ませることによって衝動性などを落ち着かせることはできると思います。
ただ、薬には副作用を引き起こしてしまう場合があり、実際に飲んでいた人の中には頭痛がひどくなったという人や、感情が出にくくなったという人がいるそうですね。
この様に一見症状が落ち着いたように見えてもただ薬で大人しくさせてるだけであるとも言えるかもしれません。
飲ませないための対策というよりは親がかかりつけ医に対し、服薬をしないと伝えることが一番であります。
本人、もしくは家族が反対してるのに無理やり薬を飲ませることはできませんので、薬を飲ませることに抵抗を感じるのでしたらそう伝えるのが一番であるのではないでしょうか。
または医師から服薬を勧められないくらい本人の症状が落ち着く様な方法を見つけることが良いですが、焦って色々なことをすると反対に悪化してしまうので気を付けてくださいね。
どうしても周りに迷惑をかけてしまったり、本人にとっても良くない状態が続くようでしたら一度かかりつけ医ときちんと話をして服薬をするにしてもどのような効果があるのか、いつまで飲まないといけないのかなど納得いくまで話し合ってから決めるのがいいのではないでしょうか。