発達障害と言う言葉は少し前までは世間に浸透してる言葉ではありませんでしたよね。
今まではちょっと変わった人や、空気の読めない人というとらえ方をされていましたが、色々な研究の結果、脳の先天的な障害であることが解明され、周りのサポートやフォローが必要であると言われています。
その為、診断が下りたら療育を受けたり、公的なサポートを受けられるように言われていますし、年齢の低いうちに療育を開始したほうが本人の能力を伸ばしやすいとも言われています。
見た目は健常の人と見分けがつかないと言われていますが、発達障害の人は疲れやすい人が多いのでしょうか。
学校に通ってる場合対策はどうすればいいでしょうか。
発達障害の人は疲れやすいのかどうかについて書いていきますので、見ていって下さいね。
発達障害の人は疲れやすい？
発達障害は自閉症スペクトラムや注意欠如・多動性障害、学習障害などの総称であり、その人によって診断名は違いますし、人によっては症状が混ざっている人もいる為、全ての発達障害の人に同じ対応をすることはできないと言われています。
よく言われるのがコミュニケーション能力が低いや、精神年齢が低いなどが挙げられますが、その他に疲れやすいという事はあるのでしょうか。
発達障害を持ってる人の中には光や音や触られることに過剰に反応してしまう人がいます。
その為健常の人だとちょっとしたことと思われるようなこともとてもストレスとなってしまい、それらに耐え続けることで無意識に疲労をためてしまうことがあるようです。
また発達障害の人は目に入ったもの、耳に入ってきたものを意識してしまうということがあり、その場で必要であるなど関係なく常にたくさんの情報が頭に入ってきてる状態になるため、人混みが多い場所などに行くと聞きたくない、見たくなくても入ってきてしまうため、頭が混乱し疲れてしまうみたいです。
このように発達障害の人は健常の人がその場で無意識に自分に必要な情報かそうでないのかを選択することができないため、常に大量の情報や刺激が入り続けてしまう状態が続くため、どうしても疲れてしまいやすくなってしまうそうです。
身体的にも発達障害を持ってる人の多くは筋肉が体に就きにくい人が多いそうで、ちょっと運動しただけでも疲れてしまったり、体の使い方が下手だったりするため、変なところに力が入ってしまったりして他の人よりも多くエネルギーを消費してしまうため、疲れやすいとも言われているみたいです。
発達障害の人は疲れやすい。学校での対策は？
発達障害の人は色々な要因でどうしても精神的にも肉体的にも健常に人に比べると疲れやすいと言われています。
家庭での中だとそこまで気にならないかもしれませんが、学校生活ではある程度みんなと一緒にできるようになってほしいと思われるかと思います。
疲れやすい子に対して何か対策はあるのでしょうか。
一番の対策は静かな場所で一人で過ごすことが良いのですが、学校ではそうはできませんよね。
なので、疲れてしまいそうなときには前もってこの状態が何分後までかかること、イラストや写真を見せて次はこういったことがあるなど先に知らせておくと本人も先を見通すことができるので安心感もでて受けるストレスも少しは減らすことができると思います。
生きていくうえで周囲の音などはどうしてもあるものですし、すべてを遮断してしまうと社会から取り残されてしまいます。
学校に通っている間こそ、少しずつでも改善できるように先生と相談しながら対策していくと卒業してからも役に立つのではないでしょうか。
