自閉症スペクトラム症や注意欠如・多動性障害、学習障害などの総称を発達障害と言われます。
日本では2005年に発達障害線方が施行されてから世間でも認知されてきてはいますが、まだまだ理解して無い人も多くいるかと思います。
多くの発達障害を持ってる人は他の子供と共に学校に通っていますが、中学生になって不登校になってしまった場合、どうやって学校に行かせるようにすればいいのでしょうか。
何か対策はあるのでしょうか。
発達障害を持ってる中学生が不登校になった場合の対策は何かあるのかなどについて調べましたので、見ていって下さいね。
発達障害の中学生が不登校になったら、どうやって学校に行かせる?
発達障害は脳の先天的な障害であると言われていて、作業療法などの訓練などを受けて症状を改善させることや、本人の適応力を向上させることはできても完治させることは難しいと言われています。
ただ早めに療育を受けることによって本人や家族が障害について理解を深めることができますし、本人の能力を向上させることができたり、問題が起きた時の対処法なども考えることができるので、受けた方が良いと言われています。
子供のうちに発達障害であると診断されたらその子供の進学先を特別支援学校にするのか、支援学級もしくは普通学級で過ごすのか教育委員会などがその子の状態を見て決められることとなります。
なので、発達障害であるからと言って必ずしも支援学校などに入るというわけではなく、普通学級で卒業まで過ごしという子供もいるそうです。
診断がついてるのは間違いないため、何かあった時の配慮はしてもらえると思いますが、どうしても周りの子供から浮いてしまったり、学年が上がると友達関係がうまくいかないくなってしまう事が出てくるようですね。
特に中学生になると思春期と呼ばれる時期になるため、より友達関係も勉強も難しくなってきます。
そういった色々なことが原因で不登校になってしまう子供もいるそうです。
不登校となる原因として挙げられるのが勉強の出来不出来の差が大きく、周りの子からからかわれてしまったり、友達関係が複雑になってくる事によってどうしてもうまく付き合うことができなくて周りからからかわれたり、無視されてしまう事が原因の場合があるそうですね。
本人には悪いことをしてるや変わったことをしてるつもりがないため、周りからの目に耐えられないなどから学校に行くのが苦痛に感じてしまい、不登校につながってしまうみたいですね。
また知的に問題が無い子供がより不登校になりやすいとも言われているそうで、これは知能が高いがゆえに周りからバカにされてるなどが理解できてしまう事も不登校を引き起こしてしまう原因であるそうです。
親としてはやはり不登校のままでいるよりも学校に通ってもらいたいと思うかもしれません。
ですが、本人が納得してないのに無理やり学校に連れて行くのはしないようにして下さい。
まず大切なのが何が原因で不登校になってしまったのかを知ることが大切です。
発達障害を持ってる人の中には感覚が過敏な人もいて、学校の中のある特定の音が苦手であったりなどが原因でパニックになってしまったり、集団生活でうまくコミュニケーションをとることができないため、孤立してしまったのが原因であるなど、色々な原因があります。
まずは何があったのかを担任の先生と確認して原因を考えることと、配慮してもらいたいことを学校側に伝えておくことが大切です。
ただ不登校になるという事はその子にとっては本当にもう耐えらえない状態になったとも言えると思います。
なので不登校になってから学校に行かせる対策を考えるのではなく、まず毎日学校に通い続けることができるよう普段から学校などと連絡を密に取ったり、本人の様子に変わったところが無いのかを日ごろから見ていることが一番の対策と言えるのではないでしょうか。