発達障害とは周りの空気を読むことが難しかったり、こだわりがあったりするため、周りとトラブルを起こしてしまう事があったりすることがあります。
以前に比べると発達障害の理解が広がり、訓練をしてくれる療育施設やデイサービスなども多くなってきて、今までどうすればどうすればいいのか分からなかった人もそういった施設を利用することによって症状が和らいだり、気持ちが落ち着いて集団生活を送ることができたりするそうです。
最近では子供のうちに診断される様になってきて、療育を受けるタイミングも早くなってきましたが、それ以前の人は障害があることを知らないまま大人になり、就職し、結婚されてる人も多くいます。
その発達障害の人が結婚すると夫婦喧嘩や離婚しやすいのかどうなのかについて書いていきますので、見てくださいね。
発達障害を持ってる人が結婚すると夫婦喧嘩しやすい?
発達障害とは自閉症スペクトラムや注意欠如・多動性障害、学習障害があり、どちらも健常の人の中で生活していると浮いた存在になってしまう事があります。
本人には自覚は無いまま他人の欠点を言ってしまったり、空気を読まず自分の興味のあることばかり話したりなどするため、煩わしく感じられてしまうこともあるそうです。
2005年に発達障害支援法が施行されて以来、子供の頃に診断されることが多くなりましたが、それ以前の人だと障害ではなく、変わった人という認識のまま大人になったという人も多く、仕事や友人関係でトラブルがあったりして鬱病を発症し、病院を受診してから自分が発達障害である事が分かったという人も増えてきているそうです。
大人になってから分かった人の中には結婚して子供もいるという人もいますが、発達障害を持ってる人が結婚すると夫婦喧嘩が健常の人と比べると増えるのでしょうか。
これは相手が発達障害を持ってるのかを知ってるのか、本人も自覚してるのかによっても変わってくるかと思います。
本人も相手も理解してるのであれば空気を読めない言動や衝動的な行動なども発達障害の特性であると理解することができますし、それに対してどうすれば改善することができるのかを対策をお互いですることができます。
問題なのが本人が発達障害であると自覚してない場合だとどんなに注意をしても自分が変わった言動や行動をしてると理解することができずに、言い合いになったりと喧嘩に発展してしまう事が多くなるようですね。
また人の気持ちに沿って言葉を発することが苦手であるため、平気で人を傷つける様なことを言ったり、行動を取ったりするため、徐々に相手の負担が増えてしまうそうです。
発達障害の人は離婚も多い?
発達障害の人は空気を読めない言動や行動を起こしてしまったり、約束を忘れてしまうなどがあるため、どうしても相手に負担をかけてしまう事が多くなってしまいます。
先ほど書いたように本人に発達障害であると自覚していない場合は特に自分は悪いという認識がないため、話がかみ合わなかったりしてしまうみたいですね。
最初は話し合いをするようにしていてもだんだんそれ自体をすることに疲れてしまい、気づくと相手側が鬱を発症してしまったり、別居や離婚になってしまう事があるそうです。
そういった人の多くはどんなに辛くても夫婦の問題だからと周りに相談することなく耐えてる人が多いようで、ある日ぷつっと何かの糸が切れてしまい離婚を切り出して家を出ていってしまうという事にもなってしまいます。
発達障害の人はそういった意味では他人と生活を共にするのはなかなか難しい面も多くあるかもしれませんが、自分達の問題と我慢するのではなく、その人の親に一度相談してみたり、一度本人と共に医療機関に相談しに行ったりして周りに相談や協力を頼むことがお互いの為に一番良い方法であるかと思います。
それでもどうしても無理というのであれば自分の人生ですので離婚という選択をされてもいいと思いますが、そこの決断をするまでに一度周りに相談などして本人がどのように変わるのかを見てからでも遅くはないと思いますよ。
発達障害を持ってる人と結婚すると夫婦喧嘩や離婚になってしまいやすいというのは、その人に自覚があるか、ないかで本当かウソなのかは変わってくるのではないでしょうか。