発達障害は脳の先天的な機能障害と言われていて、治療を行うことで完治させるという事は難しいと言われています。
ただ療育などのトレーニングや薬を服用することで、症状を和らげたり適応力を向上させることができる為、疑いがある人は専門医を受診した方が良いと言われています。
こだわりが強かったり、忘れ物が多いなど発達障害に似た症状があり、受診したけど発達障害ではないと診断されたら、その人は確実に発達障害ではないのでしょうか。
診断で発達障害ではないと言われたら同じような症状があっても安心してもいいのかどうなのか調べましたので、見ていって下さいね。
発達障害でないと診断されたら安心しても良い？
自閉症スペクトラム症や注意欠如・多動性障害などのことを発達障害と言いますよね。
こだわりが強かったり、コミュニケーションがうまく取れない、得意分野と不得意分野の差がとても大きいなどが特徴としてよく挙げられます。
そういった事から社会生活を送る上で支障が出てしまう事があるため、本人や周りのためにも適切なサポートが必要であると言われています。
見た目には普通の人と変わらないため、どうしても我がままであるや、できるのにできないなどといった捉え方をされてしまうため、自分が発達障害であると診断されるまではとても辛い毎日を送っていたという人も多かったようですね。
発達障害は小さなうちから療育を開始すればそれらの症状を和らげたり本人自身が対応策を知ることができる様になるため、社会生活を送りやすくなると言われている為、できるだけ早めに受診して療育を開始するようにと言われています。
そうして病院を受診したのに発達障害ではないと診断されることがあるそうです。
最近は発達障害の特徴に当てはまる子供がいるとすぐに診断を受けるようにと勧められることが多くなってきてるそうです。
そういった事から健常の人が受診する数が増えてきてるそうで、受診すると専門医から発達障害でないと診断されるようですね。
ただ中には発達障害であるのに健常と診断されてしまう人もいるそうですので、絶対に安心できるのかどうかは言えないというのが実情のようですね。
これは発達障害を専門としてる医師が患者数に比べると圧倒的に少ないことが原因であると言えるようですね。
発達障害は病気などのように見てすぐわかる様な症状があるわけではなく、その人の精神状態を診ないといけないため、今までの成育歴や発達検査や知能検査など細かく診て判断しないといけないそうですが、専門医でないと認識が曖昧になってしまい判断を間違ってしまうという事は起きてしまうそうです。
なのでもし発達障害でないと診断されたとしたけど、日常生活で困難を感じることが続くのであれば、別の医師に診てもらうようにされるといいかもしれませんね。
できることなら発達障害を専門にしてる病院なのかを前もって調べてから受診するようにしてくださいね。
