発達障害は脳の先天的な障害であると言われていて、専門医が診察することによって診断名が付きます。
臨床心理士など発達指数の検査をすることはできますが、その人が発達障害であるかは診断することはできません。
その為自分や、自分の子供が発達障害かもしれないと感じた時専門医を受診しないといけないため、診てもらうまで時間がかかってしまう事が多いそうです。
診断方法としては検査やその人の様子を見て診断されるかと思いますが、脳の検査機械のMRIでも分かるのでしょうか。
反対に異常なしと出る?
発達障害であることはMRIで分かるのかどうなのかについて調べましたので、見ていって下さいね。
発達障害はMRIで分かる?
発達障害はその症状に合わせて自閉症スペクトラムや注意欠如・多動性障害、学習障害などに分けられます。
その診断名を付けるのは専門医で、発達検査などを行うことが多い臨床心理士や、作業療法士、言語聴覚士では診断することはできないとされています。
診断が付いたら療育を受けたりして少しでも能力の向上を目指されたり、仕事をするときの対策を練ったりされると思います。
発達障害であると診断する内容の多くは医師が本人と直接会って問診したり、発達検査の結果を見たりして判断されることが多いそうです。
ですが目に見えたものに対して診断してるのではなく、医師の知識や経験から患者の様子を見て判断してるところもあるため、その診断が本当に正しいのかどうなのかは分かりにくい面でもあります。
特にグレーゾーンであると言われた人だとどのポイントでグレーゾーンになったのか分かりづらい面もあります。
医療機器には様々なものがあり、MRIは脳を細かく映し出すことができる物で、その人の脳の状態を見ることができる機会であります。
このMRIを使えば発達障害であるかどうかを判断することができるという医師もいて、実際診療にMRIを使ってるところもあるそうです。
およそ80%の確率で自閉症スペクトラムであることが分かったそうで、MRIを使って診断すればより正確な診断を下すことができるのではないかと言われています。
ただ、機械で見た脳の形だけで本当に発達障害であると診断しても良いのか、という声もあり、現代ではまだ主流の診断材料とまではなっていないみたいですね。
確かに脳の形や動きは分かったとしてもその人の感情や心の動きまでが分からないため、全て機械で判断してしまうのは危険と言えるのかもしれませんね。
実際発達障害を持ってる人がMRIを受けても異常なしと言われる人もいるそうですので、ただMRIを受けるだけでなく、その後の医師との問診がとても大切であると言えるのではないでしょうか。