発達障害だと犯罪者扱いされる?

発達障害は能力の凸凹が特徴の一つで、できることと、できない事の差がとても大きいと言われています。

こだわりが強かったり、他人の気持ちが分からず、傷つけるような言葉や態度をしてしまったりしてトラブルになってしまうなどがあります。

また自分の世界に入ってる時などは独り言であったり、いきなり歌ったりして周りが驚いてしまうという事もあるようです。

発達障害の特性の一つでありますが、どうしても周りから浮いた存在となってしまう事がありますが、発達障害を持ってる人は何かあった時など犯罪者扱いされてしまう事はあるのでしょうか。

それは何故なのかなどについて調べましたので、見ていって下さいね。

発達障害は犯罪者扱いされる?

発達障害 犯罪者扱い
https://zeimu-chousa.jp/2017/07/05/post-248/

発達障害は自閉症スペクトラム症や注意欠如・多動性障害、学習障害などの総称のことで、特に自閉症スペクトラム症や注意欠如・多動性障害はコミュニケーションに問題があったり、自分の衝動を抑えられないなど社会生活を送る上で必要な部分が苦手であることが多いかと思います。

知的に遅れが無い人だと、勉強はクラスでもトップクラスであることもあるため、学校生活は問題なく送っていたけど、就職活動などの面接でうまくやり取りができないなどで、不採用となってしまう事があるようですね。

相手の気持ちを考えるなど、目に見えないものを想像することが苦手であるため、言葉のニュアンスが分からず冗談で言われたことも真面目に受け取りそのまま行動してしまうなどがあったり、周りからからかわれてしまったり、いじめられてしまうなどがあるそうです。

本人の中では何が悪いのか理解できないままいじめられたりするため、その場に行くことを拒み、不登校や引きこもりになってしまったり、暴力的になってしまうなどがあるそうです。

こういった症状のことを二次障害と言われます。

発達障害のことを理解せずに対応されると本人の自己肯定感などが無くなり、何をするにも自信が無くなってしまったり、暴力や暴言で周りを抑えようとしてしまうようです。

そうなってしまわないためにも親は小さなころから療育や病院での診断を受けて問題行動を起こさない様にされていると思います。

ですが、悲しいことに何か異常な犯罪が起きると犯人は発達障害じゃないのかという声が上がってしまいます。

犯人の中には発達障害を持ってる人もいたかもしれませんが、犯罪者すべてが発達障害であるわけはないのですが、普段の変わった言動や行動などから犯罪を犯してもおかしくないと思われてしまってる部分はあるのかもしれません。

日本は特に周りと違うことを嫌がる風潮があるため、発達障害の人の様にある意味自分のこだわりをしっかり持ってる人の事は理解できないと思ってしまうのかもしれません。

理解できない事件が起きるのは理解できな人が犯してるからという心理があるのかもしれませんが、何でも発達障害が悪いという様に思ってしまうのは間違ってると思います。

発達障害を持ってる子を持つ親は将来人に迷惑をかけないようにと日々療育を受けたり、何か良い方法があるのではないかと探しています。

完治はできなくても少しでも改善できるように頑張ってる人も少なからずいるので、その犯人が発達障害であるのかどうかわからず、事件の内容だけで決めつけてしまうのはやめる様にして下さいね。

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