発達障害を持ってる人の中にはブロックなど組み立てる物であったり、数学が得意といった人が多いそうです。
その反面人の気持ちなどを汲み取ることが苦手であったりして、トラブルになってしまう事があります。
子供のうちに療育などトレーニングを受けた方がより能力を伸ばすことができると言われていますが、発達障害をゲームで治療することはできるのでしょうか。
調べましたので、見ていって下さいね。
ゲームで発達障害を治療することはできる?
発達障害は脳の先天的な障害と言われていますが、最近では大人になってからの環境や過度のストレスで発達障害と似た症状を発症してしまうのではないかという研究結果が出てるそうです。
大人になってから発達障害であると診断された人の中には子供の頃から症状は出ていたが、発達障害と言う概念がなかったため、ただ変わった人という認識で見過ごされていた人も多いみたいですね。
発達障害と診断されるとトレーニングや診察を受けることとなります。
作業療法という体を使ったトレーニングから、ソーシャルトレーニングと呼ばれる社会性を伸ばすためのトレーニングがあり、その人に合ったトレーニングを受けることとなります。
最近では診断される人の数が多くなってるため、予約がなかなか取れなくなっているのが問題となっています。
そんな中、塩野義製薬が発達障害を持ってる人がスマホやタブレットのゲーム形式で操作することによって治療につなげるアプリの販売に参入すると発表されました。
ただ日本でまだ承認されておらず、臨床試験を2019年内に開始、導入できるように進めてるとのことです。
塩野義製薬から導入予定の治療アプリは自閉症スペクトラムや小児注意欠如・多動性障害の人が対象となっていて、小児注意欠如・多動性障害に働きかけるアプリである「AKL-T01」は脳の前頭前野を活性化するように作られていて、アメリカの食品医薬品局に承認を申請中だそうです。
この他に治療ではなく、発達障害のサポートを目的としたアプリなども出ていて、自分の声の大きさを目に見える様にしてコントロールを覚えていくように促したり、時間という概念を持てるように考えられたアプリなどもあるので、こういったアプリを使ってサポートしていくのもいい方法であると思いますよ。
まだゲームで治療が出来るとは断言はできませんが、発達障害を改善させたり治療につなげる研究は進んでいくと思います。
すぐには難しいかもしれませんが、いつの日か治療が可能になる日が来るといいですね。