発達障害は一見すると健常の人と分からないと言われるほどどちらからと言えば精神的な障害であると思います。
少し前まで発達障害という言葉がなかった時や理解が無い時は親のしつけが悪いや、変わってる人であると言われることもあり、本人も家族も辛い気持ちになっていたことも多かったそうです。
現在では子供のうちに適切な指導することによってその特性を抑えることができたり、親や周りの人がどのように対応すればいいのかを勉強することができる様になってきました。
その発達障害の子供ですが健常の子に比べると歩き方が変わってる子が多いのでしょうか。
発達障害の子の歩き方には特徴があるのかなどについて書いていきますので、見てくださいね。
発達障害の子供の歩き方は変わってる?
発達障害には様々な症状があり、その症状によって診断名が変わりますし、その人によってはほとんど健常の人と変わらないという人もいて、大人になって会社で働き出してから自分が他と違うことに気づき、発達障害であると診断されたという人も多いようです。
知的に問題がなければちょっと変わった人という認識で大学まで進学、卒業する人も多いみたいですね。
発達障害の人の中で困ってることが多いのが相手の気持ちが分からずトラブルを起こしてしまう事です。
どんなに頭が良くても会社など集団で行う仕事となると意志の疎通がうまくいかなかったり、与えられた仕事を優先順位を付けたり同時進行することができなかったりして、納期に間に合わないなどのトラブルになってしまう事があるそうです。
こういった事が重なり自分はおかしいのかと思い悩み鬱を発症し、そのとき受診した医師から発達障害であると告げられ、そこで気づくという人も増えてきてるようですね。
このように大人になったから気づく位健常の人と分からない事もある発達障害ですが、子供の頃の歩き方は健常の子に比べると変わってるのでしょうか。
発達障害の人は健常の人に比べると体幹がしっかりしてないことが多く、椅子に座っていてもいつのまにかだらしなく足を投げ出してしまっているという事が多くあるようです。
また平衡感覚の発達が遅いとも言われていて、自分の体が今どうなっているのかが頭の中で理解できず、自分が見てる物と体の動きが合わずギクシャクした歩き方であったり、歩いてるのに妙にフニャフニャした感じになるみたいです。
ある程度療育をしっかり受けることによって自分の体の動きをコントロールできる様になってきますが、まだ子供の時は体がまるでフニャフニャで歩き方も端から見ると変わってるように見えるかもしれませんね。
発達障害の子供の歩き方の特徴は?
発達障害の人は平衡感覚がまだ発達してない事が多く、手や足を動かしていても視界から見えなくなってしまうと今どうやって動いてるのか理解できないそうです。
これは自分の体の幅や高さ指の動きそのものを自分でコントロールできる力がまだ発達できていないため、特にまだ小さな子供頃で療育を受けてない時は歩いてる時や遊んでる時もできるだけ自分の視野に手や足を入れる様にして動くため、見た目も変わった動きをしてしまう事があるようです。
先ほども書いた通り体幹が弱い子も多いため、歩いてる時もまるでタコの様に体が揺れる様に歩いたり、弾むように歩く、反対に手足がロボットの様に妙に角度が付いて歩くなどあるみたいですね。
ですがしっかりと体幹を鍛えるトレーニングをすることによってこういった歩き方は改善していくので、もし今ちょっと変わった歩き方をしてると悩まれていてもきちんとトレーニングをすれば改善していくので焦らず長い目でやっていかれるといいのではないでしょうか。
体をしっかり動かすことによって脳にも刺激が入るので、上手にできなくても一緒に楽しむ気持ちでトレーニングをしてあげてくださいね。